真之行草のお茶会
本日のお茶会では いつも難しいお手前をなさっている生徒様に懐石料理、和菓子、お点前 そして 楽しいお話
をしてリラックスしてもらおうと思いました 。
真之行草台子のしつらを見て、参加者の方全員が不思議なしつらえにとても驚いていました。
席入りを行ってから亭主の挨拶の後懐石料理を運びました。
といっても私は懐石料理を調理していますので、代理の先生が挨拶をしました。
本日の懐石料理は、
ふきよせご飯
秋の沢煮汁
きんめの酒蒸し葛あんかけ
柿とくるみのアボカド和え

黄菊とエリンギの三杯酢和え

ししとうのじゃこ炒め

和菓子:深山

お料理の出し方は 本膳料理式に行い 亭主相伴 ちどりの盃湯斗はここでは省略いたしました。
そのぶん時間をだいぶ短縮することができました。

お食事は和気藹々と 楽しい雰囲気でした。
とにかく本日のお茶会は堅苦しさを 省いたのです。
懐石料理の後中立を行い後座では真之行草台子を行いました。

真之行草台子では真は筅皿 柄杓の扱い方は行の扱い方 大海茶入れを使うところは和になります。
その他絶妙なバランスで真と行と草が共存して調和がとれている一つの銀河を表しています。

薄茶は合わせ鏡点前

前回でも同様になぜか合わせ鏡点前を行うと、
お点前中に 「おーー」という声が聞こえてきました。
終わった後しばらくしてから拍手で湧きあがりました。
「とても暖かいものを感じた。」と言われました。
にじり口で見送った後

私の専門である方位や気の動きについての話で盛り上がりました。
茶道検定に出てくるようなお話の後は、身近なご自分の身にかかわるようなお話しをして楽しみました。
やはりスピリチュアルについてのお話が楽しかったみたいです。
次回のお茶会では真之草台子を行ってみようと思ってます。
薄茶点前は炉になりますので鶯の谷渡りを真之草台子と共に楽しみます。
十二段のお茶会で、未知との遭遇を楽しみにしてください。
修練ではなく流派問わずの楽しむお茶会です。
茶事お稽古はZoomで行っております。